2012年10月3日水曜日

『王になった男』2013年2月 日本公開決定! 邦題決定!


国際的スターとなったイ・ビョンホンが
初の時代劇で一人二役に挑む歴史大作

『王になった男』
2013年2月 日本公開決定! 邦題決定!

絢爛豪華な王朝時代、歴史から消された15日間があった。

G.I.ジョー』シリーズや『RED/レッド』続編など、ハリウッド映画への出演で今や国際的スターとなったイ・ビョンホンが主演する歴史大作『光海 王になった男』(原題)の邦題が『王になった男』に決定し、CJ Entertainment Japan配給により2013年2月 全国ロードショーされる運びとなりました。

トンイ」「イ・サン」「宮廷女官チャングムの誓い」など、日本でも人気を集めている韓国時代劇。『王になった男』は、スター性、そして演技力を兼ね備え、韓国を代表する俳優であるイ・ビョンホンが初めて挑んだ時代劇となります。
1616年、朝鮮第十五代王・光海君(クァンヘグン)。権力争いのため毒殺の危機に怯える暴君・光海と瓜二つだった道化師のハソンは、王の影武者をつとめることになる。彼を王に仕立て上げる重臣たち、王を偽物ではないかと疑う家臣たち、そして心が通い合わなくなっていた王の突然の変化に戸惑う王妃---。さまざまな人間関係が複雑に絡み合う宮中で、平民であるハソンは戸惑いながらも、次第に操り人形ではない民のことを考える真の王としてまわりを魅了していく---。

イ・ビョンホンは暴君である光海君と心やさしい道化師のハソンの一人二役に挑戦。まったく性格の異なる役を完璧に演じ分け、すでに公開されている韓国でも大絶賛されている。脚本は『オールド・ボーイ』のファン・ジュエン、監督は『麻婆島(マバド)』『あなたを愛しています』のチュ・チャンミンが手掛けている。
絢爛豪華な王朝時代を背景に、歴史から消された15日間に“王となった男”を緻密な構成とドラマチックな展開で描いた、2013年を代表する歴史大作。

韓国では9月13日から公開され、『バイオハザードV リトリビューション』などのハリウッド大作を押しのけて興行成績No.1となり、すでに600万人の観客を動員している(10月3日現在)。さらなる『王になった男』のプロモーションのために、イ・ビョンホンは10月4日から開催される釜山国際映画祭に参席する予定になっている。
2012年/韓国/131分
監督:チュ・チャンミン (『麻婆島(マバド)』『あなたを愛しています』)  脚本: ファン・ジュエン(『オールド・ボーイ』)
キャスト:イ・ビョンホン/リュ・スンリョン/ハン・ヒョジュ/キム・イングォン/シム・ウンギョン
配給:CJ Entertainment Japan  製作:リアルライズピクチャーズ  
©2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

2013年2月 全国ロードショー

2012年10月2日火曜日

「009 RE:CYBORG」予告編が解禁!

~かつて世界を数々の危機から救った9人のサイボーグ戦士がいた~
終わらせなければ、始まらない。


10月27日(土)全国公開『009 RE:CYBORG』
本予告編&第4弾ポスタービジュアルが初解禁!!
最新映像と川井憲次による音楽、宮野真守&小野大輔&斎藤千和を始めとする主要キャラクターの声が続々解禁!

10月27日(土)「009 RE:CYBORG」が全国公開されます。
単行本発行部数1,000万部を超えるSF・サイボーグ漫画の原点「サイボーグ009」。天才・石ノ森章太郎が終わらせることが出来なかった未完の傑作を『攻殻機動隊S.A.C.』『東のエデン』の神山健治が、日本最高峰のスタッフと共に、完全オリジナルストーリーのアニメーション映画に挑みます。

YouTube公式チャンネル動画再生数200万、製作発表会見のWEB生中継は全世界23万人が視聴。また製作発表PVを観た、ジョージ・ルーカス監督率いる米国・スカイウォーカーサウンドのスタッフが音響効果に名乗りを上げる等、世界から注目を集める中、まさに作品が完成しようとしています。
9月29日(土)より全国の劇場で上映される、最新予告編が届きました。


9月29日(土)より全国で解禁となる予告編で宮野真守&小野大輔&斎藤千和が演じる、主要キャラクターの声が続々解禁!!

サイボーグ009こと島村ジョー(宮野真守)VS サイボーグ002ジェット・リンク(小野大輔)が、空中でのバトルで、お互いの正義を主張しぶつかり合うシーンや、サイボーグ003フランソワーズ(斎藤千和)が、ジョーを信じようと語りかける台詞が初解禁されている。

そして、ゼロゼロナンバーサイボーグの生みの親・ギルモア博士のビジュアルとキャストも解禁された。ギルモア博士を演じるのは、数々のテレビ・映画で重要な役を演じ続けてきた、俳優の勝部演之だ。ギルモア博士が口にした「君は本当に、あの島村ジョーなのか?」という台詞の意味とは......?

人類を終わらせようとする「彼の声」とは?ゼロゼロナンバーサイボーグが立ち向かう、新たな時代の「正義」とは?


<謎が深まる数々の予告編映像!!>
 ・爆破テロを受け、崩壊する上海!
 ・ジョーを殴るジェロニモの姿!
 ・「君は、本当にあの島村ジョーなのか?」と疑念の目でジョーに銃を向ける、ギルモア博士!
 ・爆撃を受ける六本木ヒルズと、うつろな目で「"彼の声"に従って正義をなさなければならない」と語るジョーの姿。
 ・正義について主張をぶつけ合いながら、空中で戦いを繰り広げるジョーとジェットの姿!
   
<次々に明らかになる最新アニメーションによって描かれる、各サイボーグの能力>
  "001の超能力"、"002の超音速飛行"、"003の索敵"、"004の全身兵器"、"005の剛力"
  "006の火炎放射"、"007の変身"、"008の深海活動"そして、"009の加速装置"。

今回の予告編では、人類を滅ぼそうとする"彼の声"に従い、世界中で多発する無差別テロ。六本木ヒルズが爆破される中で主役であるはずの島村ジョーまでが、その声に従って"正義"をなそうとする姿。そんな彼に疑惑の目を向け、彼に銃を向ける生みの親のギルモア博士。殴り掛かるジェロニモ。空中で"正義"についてぶつかり合うジョーとジェットの姿が描かれている。

人類を終わらせようとする「彼の声」とは?
ゼロゼロナンバーサイボーグが立ち向かう、新たな時代の「正義」とは?

■『009 RE:CYBORG』米国・スカイウォーカーサウンド音響制作中!

現在神山監督は、米国・サンフランシスコにある、スカイウォーカー・サウンドで音響制作の最終段階に入っている。 今回、スカイウォーカー・サウンドで作業が行われる事になったのは、昨年行われた製作発表時に公開された映像を観て、スカイウォーカー・サウンドのトム・マイヤーズ氏が「ぜひ参加したいとラブコールを送ってきた事がきっかけだった。 現在、神山監督は日々、音響の作業を行いながら、日本と3D映像の調整を同時進行で進めている。公開まで一ヶ月を切った「009 RE:CYBORG」。製作現場も"加速装置オン"で進行中だ。

<神山建治監督コメント>
今僕は、米国・スカイウォーカーサウンドで、音響の最終作業を続けています。
2D映像はすでに完成し、3D立体視映像制作がまさに佳境を迎え、東京のスタッフと回線をつなぎながら、最後の仕上げを行っています。
企画から2年、スタッフと共に映像を作り始めてから1年、ようやく『009 RE:CYBORG』が、目の前にその姿を現そうとしています。2Dのセルアニメーションのルックでありながら、全て3DCGで作られたキャラクターが、スクリーンの向こうに広がる空間で生き生きと動く様に、これまで誰も観た事のない映像ができつつあるという確信が高まりつつあります。
スタッフが作り上げた映像、そして世界最高峰の音響を、ぜひ10月27日(土)、全国の劇場でご覧頂ければ幸いです。

世界を救った9人が再び集結するとき、「正義」は終わる

<STORY>
物語の舞台は、2013年の現在。
ロンドン、モスクワ、ベルリン、ニューヨーク、上海・・・・・・大都市の超高層ビルが次々と崩壊するという、同時多発爆破事件が発生。いつ、誰の意思で計画されたかもわからない無差別テロは、世界を不安とパニックに陥れていた。

かつて世界が危機に陥るたびに、人々を救った9人のサイボーグ戦士がいた。その役目を終え、各々の故国に帰っていたゼロゼロナンバーサイボーグ達は生みの親であるギルモア博士からの呼びかけによって、再び再結集しようとしていた。

一方、ゼロゼロナンバーサイボーグのリーダーである日本人、009こと島村ジョーは、過去の記憶を消し、東京・六本木でひとり暮らしていた。サイボーグ戦士最後の切り札であるジョーは、ギルモア博士によって30年間、3年に一度、記憶をリセットされ高校3年間を繰り返していたのだ。

全世界同時多発爆破事件の犯人とは?ヒーロー不在の時代、彼らは、誰がために戦うのか?

彼らが立向かう、新たな時代の「正義」とは? ジョーの記憶が呼び覚まされた時、ゼロゼロナンバーサイボーグの、新たな戦いが始まる!

■公式HP
 http://www.ph9.jp

■キャスト
宮野真守(009:島村ジョー役)、小野大輔(002:ジェット・リンク役)、斎藤千和(003:フランソワーズ・アルヌール役)、大川透(004:アルベルト・ハインリヒ役)、丹沢晃之(005:ジェロニモ・ジュニア役)、増岡太郎(006:張々湖役)、吉野裕行(007:グレート・ブリテン役)、杉山紀彰(008:ピュンマ役)、玉川砂記子(001:イワン・ウイスキー役)、勝部演之(ギルモア博士役)

■原作:石ノ森章太郎 ■脚本・監督:神山健治 ■音楽:川井憲次 
■キャラクターデザイン:麻生我等
■絵コンテ:青木康浩、林祐一郎 
■アニメーションディレクター:鈴木大介 ■演出:柿本広大 
■リードアニメーター:植高正典 ■美術設定:渡部隆、滝口比呂志 
■美術監督:竹田悠介 ■色彩設計:片山由美子
■撮影監督:上薗隆浩 ■サウンドデザイナー:トム・マイヤーズ 
■ラインディレクター:川端玲奈 
■制作プロデューサー:松浦裕暁 ■製作プロデューサー:石川光久 
■プロデューサー:石井朋彦  ■上映:2D・3D併用 
■共同制作:Production I.G/サンジゲン 
■配給:Production I.G/ティ・ジョイ 
©2012「009 RE:CYBORG」製作委員会 

映画『009 RE:CYBORG』  10月27日(土) 2D/3D 全国公開 

2012年10月1日月曜日

新藤兼人監督『一枚のハガキ』追悼上映イベント


(C)2012 TIFF

新藤次郎氏 登壇!
新藤兼人監督『一枚のハガキ』追悼上映イベント

東京国際映画祭のメイン会場である港区で、本映画祭が開催されることを機にスタートした港区・東京国際映画祭共催企画「東京国際映画祭プレイベント上映会」も、今年で9年目を迎えます。
9年目の今年は、5月に他界された新藤兼人監督の追悼上映イベントを開催し、第 23 回東京国際映画祭コンペティション部門 審査員特別賞受賞作品『一枚のハガキ』の上映と新藤次郎プロデューサーによるトークショーを行いました。

■日時:9月29日(土)
■場所:赤坂区民センター区民ホール

港区赤坂 4-18-13 赤坂コミュニティープラザ 3F(青山一丁目駅より徒歩10分、赤坂見附駅より徒歩10分)

■トークショー(上映後): 17:56~18:30 トークショー (約 35 分間)
■ゲスト:新藤次郎 プロデューサー (近代映画協会社長兼プロデューサー)
矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)

Kiss ポート財団・東京国際映画祭共催企画 第25回東京国際映画祭プレイベント上映会
オフィシャルサイト:http://www.tiff-jp.net

●新藤次郎氏 プロフィール
故・新藤兼人監督の次男。新藤監督らが設立した(株)近代映画協会の社長兼プロデューサーとして、数々の新藤作品をプロデュースしてきた。今年6月、『一枚のハガキ』プロデュースが高く評価され、国内の映画製作者を表彰する唯一の賞として知られる藤本賞を受賞した。

矢田部PD(以降、矢田部)
「新藤兼人監督がなくなられて 4 ヶ月経ちましたが、今の心境はいかがですか。」
新藤次郎P(以降、新藤)
「監督は 5 月 29 日に亡くなったので、今日は月命日なんです。墓参りに行ってきました。もう 4 ヶ月なのかまだなのかよくわかりません。」
矢田部
「『一枚のハガキ』撮影のエピソードを」
新藤
「撮影時、監督は車いすで目もあまり見えず、もしかしたら未完に終わるかもしれないと思っていました。
とにかく完成させたい。そのためにあらゆる手段を講じて撮りました。予算に余裕がなかったので、本来なら60日かかる撮影を 45 日で撮りました。監督は、“次郎に 45 日で撮らされた”と恨み節を言っていました(笑) 大竹しのぶさんについては我々は“化けもの”と呼んでいたのですが、大竹しのぶさんの集中力はすごかったです。即座に演技に反映できる素晴らしい女優です。ラストカットは沼津で撮影したんです。いつもは娘と一緒に昼食をとるのですが、そのときはひとり昼弁を食べて遠くを見つめている感じでした。この作品を東京国際映画祭にお誘いいただいて光栄でした。海外へはもう行けないと思っていたので、国内の映画祭がベストだと思い、出品させていただきました。監督も同じ考えでした」
矢田部「父親としての新藤兼人監督はどんな人でしたか?」
新藤
「子供のころは父親としての意識はありませんでした。大学時代まで家にはほとんど不在で、一年を通算しても一か月間いるかいないかでした。父親が家に帰ってくると、母はいつも作らないご馳走を用意して家はお祭り状態だったほどで、普段の父親と息子の交流というものはありませんでした。おこずかいも一度しかもらったことがありませんでした。お正月にお年玉代わりに本を買ってもらえるのですが、その帰り道に 500 円をもらって、とってもびっくりしたことを覚えています。
大学在学中に、新藤組の末端として仕事をはじめ、それから父親との会話が始まり、それまでは父親と会話はありませんでした。
矢田部P「では、プロデューサーとして、監督との関係は?」
新藤
「プロデューサーとしては、監督と対決相手でもありましたが、私はプロデューサーであり、血のつながった身内である、だから最後にはそちらの側に立つという宣言をしたら、それからうまくいくようになりました。」
「100 歳の誕生日会を開き 200 名以上の人が集まってくださいました。監督は『これで最後です。みなさんさようなら。』と言っていました。いつも映画の事を考えている人で、本当に映画が好きだったんだと思います。」