「どんずまり便器」初日舞台挨拶

涙の初日舞台挨拶！映画「どんずまり便器」絶賛公開中！！

渋谷・ユーロスペースで映画「どんずまり便器」(小栗はるひ監督作品)が４月１４日(土)より公開になりました。
映画は５月４日(金)まで、毎日２１時１０分より上映しております。

初日の舞台挨拶の様子をご報告致します。
舞台挨拶には、菜葉菜さん、中村邦晃さん、菅原佳子さん、菅田俊さん、小栗はるひ監督が登壇しました。

菜葉菜(主人公・ナルミ役)

「今日は雨の中観に来て下さってありがとうございます。
　この作品を撮影したのはもう３年近く前になるのですが、当時私は凄くもやもやした時期でいつも何か胸に抱えていて、それを吐き出したいけど吐き出すことができませんでした。そんな時に小栗監督とこの作品に出会いました。
この役は自分自身が凄く投影されていて、演じていく中で少しずつ胸の中にあったもやもやとしたものを吐き出していくことができました。
　今朝、小栗監督から「ナルミが菜葉菜さんで本当に良かった」というメールを頂いて本当に嬉しくて。
　(涙ぐむ)私も小栗監督に出会えて本当に良かったし、どうしようもないナルミなのですが監督と二人で作り上げていけたと思います。今まで色々な役を演じてきましたが、自分がありのままに入っている役は初めてで、この映画は私にとっても特別なものになりました。
　どうしようもなく汚くてぐちゃぐちゃしたナルミですが、観て頂いて少しでもナルミを感じてもらえれば幸せです。今日は本当にありがとうございました」

中村邦晃(ナルミの弟・圭役)

「オーディションの場で小栗監督とこの作品に出会ったのですが、荒々しいのですが熱いパワーを持った脚本で、オーディションでやった演技も今までに感じたことが無いくらい楽しく演技が出来ました。
　絶対に出演したいと思っていたら、監督から「お願いします」という連絡があって凄く嬉しくて。
　脚本のパワーに負けないくらい熱の入ったお芝居が出来たらなと思って演じました。その熱が皆さんに伝わればいいなと思います。今日はありがとうございました」

菅原佳子(圭の彼女・カナ役)

「撮影当時、私はまだ映画学校に通って半年ぐらいでほとんどお芝居をしたことが無い状態でした。
それで、初めて映画の脚本を読ませてもらったのが『どんずまり便器』だったので「映画ってこういうものなんだ」と凄い衝撃を受けました。何もわからない状態でしたが、小栗監督が丁寧に演出をつけてくれて、なんとか皆さんについて行けるように頑張りました。
今も役者を続けられているのはこの作品があったからだと思います。みなさんありがとうございます。
今日は楽しんでいってください」

菅田俊(ナルミを見守る喫茶店のマスター役)

「脚本を読んだ時に、これは凄い才能を持った監督だなと思いました。少ししか出演していませんが、小栗監督の作品に出演できて幸せです。
　この作品で、主演の菜葉菜ちゃんがゆうばり国際ファンタスティック映画祭で主演女優賞を獲得しました。
　本当に菜葉菜ちゃんの魅力が全快に出ています。最後までお楽しみください」

小栗はるひ監督

「監督である自分が何を言えるかと言いますと、役者さんの身体を借りてでしか表現ができないのですが、素敵な役者さん、そして仲間に巡り会えて本当に幸せです(終始涙ぐむ)
今日は観に来て下さってありがとうございます」

映画「どんずまり便器」
渋谷・ユーロスペースにて２１時１０分よりレイトショー公開中。
　
【今後のイベントの予定】

４月１８日(水)　上映後
恋愛コラムニスト・菊池美佳子さんと小栗はるひ監督のトークショー

４月１９日(木)　上映後
『くそガキの告白』鈴木太一監督と小栗はるひ監督のトークショー

４月２０日（金）　上映後
『ヘヴンズ・ストーリー』『アントキノイノチ』瀬々敬久監督と菜葉菜さん、小栗監督のトークショー

今後もイベントを予定しています。