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ローマ法王死去――。この一大事を受けヴァチカンで開催される法王選挙(コンクラーヴェ)。聖ペドロ広場には、新法王誕生を祝福しようと民衆が集まり、世紀の瞬間を心待ちにしている。そんな中、投票会場のシスティーナ礼拝堂に集められた各国の枢機卿たちは、全員が心の中で必死に祈っていた。「神様、一生のお願いです。どうか私が選ばれませんように―。」
こうして新法王に選ばれてしまったのは、ダークホースのメルヴィル。メルヴィルは早速バルコニーにて大観衆を前に演説をしなければならないが、あまりのプレッシャーからローマの街に逃げ出してしまい・・・・・・。 |
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あわてた事務局広報は、なんとかコトが外界にバレないよう画策。街中に捜索の網を張る。一方メルヴィルは、街の人々との触れ合いを通し、人生において大切なもの、人間の信仰心や真心、そして“法王”の存在意義を見つめ直していくが、演台に戻らねばならない時間は迫っていた。果たして、ローマの街で彼が見つけた大切な答えとは――? |
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監督・脚本・出演:ナンニ・モレッティ『息子の部屋』
出演:ミシェル・ピッコリ、イエルジー・スチュエル、レナート・スカルパ、ナンニ・モレッティ他 配給:ギャガ 原題:Habemus Papam/2011/イタリア、フランス映画/105分/ビスタ/ドルビーデジタル、ドルビーSR/字幕翻訳:岡本太郎
©Sacher Film . Fandango . Le Pacte . France 3 Cinema 2011 |
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